CSEスコアと、間違えた原因を分けて見る
成績表では、合否だけでなく、技能別のCSEスコアや大問別の結果も確認します。一次試験の結果と二次試験の結果を混ぜず、受験した級・方式の成績表を使ってください。どの技能が課題の候補かを見る手がかりになります。
ただし、スコアが低かったことと、その原因が分かったことは別です。読む時間が足りなかったのか、単語が分からなかったのか、問題の指示を取り違えたのかは、問題や記憶、手元の答案と合わせて確認します。
英検協会は、正答数から受験者自身がCSEスコアを算出することはできないと説明しています。「あと何点だから、あと何問」「あと何日勉強すれば合格」と換算しないでください。
結果を見るだけで終えず、練習して確かめ直す
振り返りは、次に何をするかまで決めて初めて学習につながります。最初から全技能の教材を増やすのではなく、一つの課題を選び、練習した後に同じ種類の別問題で確かめる流れを作ります。

結果
課題の候補を見つける
原因
どこで止まったか確かめる
練習
原因に合う課題を選ぶ
再確認
別の問題でもできるか見る
改善しなければ「原因」に戻り、練習方法を見直す
一度の練習で改善しなくても、原因の見立てと課題の量を見直せます。
結果:課題の候補を見つける
技能別・大問別の結果を見て、確認する問題を選びます。答案が残っていない場合は、記憶を事実と決めつけず、別の公式問題で様子を確かめます。
原因:どこで止まったか確かめる
知らなかった、時間が足りなかった、指示を読み違えた、などに分けます。一つの間違いに複数の理由がある場合もあります。
練習:原因に合う課題を選ぶ
語彙の確認、文の読み直し、答案の書き直しなど、原因に対応する練習を選びます。単に過去問の回数だけを増やさないようにします。
再確認:別の問題でもできるか見る
答えを覚えた問題だけでなく、同じ種類の別問題で確認します。できなかった場合は、量を増やす前に説明や練習方法を見直します。
改善しなければ「原因」に戻り、練習方法を見直す 一度の練習で改善しなくても、原因の見立てと課題の量を見直せます。
同じ不正解でも、取り組む課題は違う
たとえば長文で失点した場合も、すぐに速読の練習と決めることはできません。時間を外して読んだら理解できるか、知らない語を確認したら読めるか、正解の根拠を本文から説明できるかを分けて試します。
次の受験までの計画を、実行できる量へ戻す
優先課題が決まったら、次の学校行事・定期テスト・部活の予定と並べ、取り組む日と振り返る日を決めます。苦手な技能を優先しながら、他の技能も短い復習や本番形式の確認で維持します。一つの技能だけに極端に偏った計画にしないようにしましょう。
受験日を変えられない場合は、残り期間で優先する課題を絞ります。期限が決まっていなければ、準備状況を見て次回以降の受験も検討できます。短期間の合格を約束する計画ではなく、実際にできたことと残った課題で見直す計画にします。
自分で原因が分からない、振り返っても同じ箇所で止まり続ける場合は、成績表、問題、手元の答案、これまでの勉強内容をまとめて相談します。結果だけでなく、どう取り組んできたかも共有してください。
まず、これだけやってみる
- 成績表と問題を並べ、確認したい失点を一つ選ぶ。
- 知識・時間・解答手順のどこで困ったか確かめる。
- 原因に合う練習と、別問題で確かめ直す日を決める。
よくある質問
あと少しの点差なら、同じ勉強を続ければよいですか?
点差だけでは判断できません。技能別の結果と実際の間違い方を見て、現在の練習で直せる課題か確認します。CSEの不足点を必要な正答数や学習日数に換算することはできません。
試験で書いた作文が手元にない場合は?
覚えていない内容を作って振り返る必要はありません。残っている成績情報を確認し、別の公式問題を本番に近い条件で解いて、その答案から課題を確かめます。
次に読みたいガイド
参照した情報
- 日本英語検定協会:英検CSEスコアとは
技能別スコアと個人成績表の説明を確認。
- 日本英語検定協会:CSEスコアでの合否判定方法
正答数からスコアを独自に算出できないことを確認。
- 日本英語検定協会:過去問・試験内容
別問題での確認に使えます。本文の練習例は公式の合格予測ではありません。
自分のケースに当てはめる
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英語経験、目標級、受験時期、部活や習い事の予定を伺い、次に何を優先するかを整理します。受講が必要かどうかも含めて相談できます。
