子ども・保護者・先生の役割を分ける
答えを先に教えると、その場では宿題が進んでも、子どもがどこで困ったのか見えなくなります。英語の説明に自信がないときは、一緒に解答を確認し、分からない箇所に印をつけるところまでで構いません。説明が必要な点は、教材の解説や学校・塾の先生に確認します。
塾長のnoteでも、子どもの学習、塾の指導、家庭の支援を合わせて考え、進捗を確認することを重視しています。以下は、その考え方を家庭で使うための役割分担の例です。塾への入会を前提にしたものではありません。

子どもが自分で取り組めるように、家庭の支援と必要な解説で支えます。
子ども
取り組んで、困りごとを伝える
保護者
環境と記録を支える
先生・解説
分からない理由を確かめる
家庭の状況や子どもの年齢に合わせて、担当する範囲を調整します。
子ども:取り組んで、困りごとを伝える
決めた課題を自分で試し、分からない問題に印をつけます。正解できたかだけでなく、何が難しかったかも伝えます。
保護者:環境と記録を支える
始められる時間と場所を一緒に決め、終わった課題と困った箇所を確認します。英作文の正しさまで一人で判定する必要はありません。
先生・解説:分からない理由を確かめる
教材の解説で分からない点や、自分では判断しにくい英作文を確認します。説明を受けた後は、子どもがもう一度取り組みます。
子どもが自分で取り組めるように、家庭の支援と必要な解説で支えます。 家庭の状況や子どもの年齢に合わせて、担当する範囲を調整します。
最初は「いつ・何を・どこまで」を一つ決める
教材を何冊もそろえる前に、今使っている教材から一つの課題を選びます。「夕食前に、この音声を聞く」「帰宅後に、前回間違えた問題を解き直す」のように、始める場面と終わりが分かる形にします。毎日同じ時間を確保できなければ、習い事のある日とない日で量を変えます。
予定どおりできなかった日は、課題が難しかったのか、疲れていたのか、始める時間が合わなかったのかを確認します。翌日に全部上乗せするのではなく、残す課題と減らす課題を選び直します。級自体が合っているか不安な場合は、先に級選びのガイドで公式過去問を使った確認手順を見てください。
声かけは、評価よりも状況の確認にする
「どうしてできないの?」では説明しにくい子には、「読むところと書くところ、どちらで止まった?」「一緒に確認したい問題はある?」と、答えられる範囲を狭くします。子どもが言葉にできなければ、問題を指さしてもらうだけでも次の確認につながります。
嫌がる日が続く場合は、勉強量だけでなく、受験の目的を本人と共有できているかも見直します。小学生全員に同じペースは合いません。休む、量を減らす、受験時期を見直すことも選択肢に入れ、合格を急ぐことだけを目標にしないようにします。
外部の助けを使うかは、困りごとで判断する
解説を読んで自分で直せていて、親子の負担も大きくなければ、家庭学習を続けながら様子を見られます。一方、同じ問題で何度も止まる、英作文を直す理由が分からない、親が教えるたびに言い争いになる、といった場合は、説明や計画の役割を外に分けることを検討できます。
相談するときは、使っている教材、直近の答案、無理なく取り組めた曜日、親が負担に感じていることを共有します。「英語を全部教えてほしい」だけでなく、「作文の確認を頼みたい」「本人が取り組める課題に分けたい」と伝えると、必要な支援を整理しやすくなります。
まず、これだけやってみる
- 今の教材から、子どもが自分で試す課題を一つ選ぶ。
- 親が確認する範囲と、解説を頼む範囲を決める。
- 終わった後に「できたこと・困ったこと・次にすること」を残す。
よくある質問
親が発音に自信がない場合はどうすればよいですか?
保護者の発音を手本にする必要はありません。公式過去問や教材に付属する音声を使い、子どもが聞ける環境を整えます。聞き取れない箇所は、スクリプトや先生の説明で確認します。
親が毎日つきっきりになる必要はありますか?
一律には必要ありません。年齢や自分で取り組める範囲に合わせ、最初の課題確認と終わった後の振り返りだけにする方法もあります。本人だけでは進められない箇所を確認して、支援の範囲を決めます。
次に読みたいガイド
参照した情報
- 塾長note:英検オンライン塾を選ぶときの5つの視点
家庭の支援、進捗確認、継続を考える方針を参照。本文の役割分担や記録は編集部が作成した例です。
- 日本英語検定協会:過去問・試験内容
級別の問題、解答、リスニング音源を確認できます。
自分のケースに当てはめる
現在地・目標級・学校生活を無料相談で整理できます
英語経験、目標級、受験時期、部活や習い事の予定を伺い、次に何を優先するかを整理します。受講が必要かどうかも含めて相談できます。
